第十一話【食堂にて…】

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――とりあえず俺は服を着て短い廊下を歩き寝室へ戻った。


俺の部屋は狭くて(まぁ、皆 似たようなモンだと思うが)寝室とリビング、ダイニングが一緒になっており
…まぁ、簡単に言うと部屋に入ってすぐ短い廊下が気持ち程度にあってすぐに寝室、という。
で、奥にシャワールーム。


独りでいる時は そんなに狭く思わなかったが(…流石に二人になると少し狭いかな?)という印象だ。


寝室につくとピットが


「あ、リンクさん…、」


さっきの事を気にしている様で少し顔を赤くしながら


「あの、シーツ、もう干しときましたからね。」


と言う。


手際が良い。


(アッチの方も これだけ手際が良ければな)


とかなんとか つい思考回路が下(しも)の方に入ってしまい


(朝っぱらから何考えてんだ自分…)


と自分を戒める。


「リンクさん?ボーっとして…、どうしたんですか?」


ピットが気遣わしげに聞いてくる。
本当に俺の事には何でも気が付く奴だ。
感心してしまいながらも何を考えていたかなど知られる訳にいかないので誤魔化した。


「あ、あぁ、何でもない。」
「そうですか?…それじゃ早く食堂行きましょう?」


ピットは少し疑うような目で こちらを見ながらも話を すり替えてくれた。


(空気の読める奴って一緒にいて楽だなぁ。)


そう思いながらピットと一緒に食堂へ向かう。


―――皆が朝食をとる時間帯だったので流石に食堂の中は人が多い。
騒がしいが こういう所で食べるのに慣れてしまうと この騒がしさがないと寂しく思えるものだ。


―割と皆が声をかけてくれた。


「あら、リンク。ここ最近ここで見かけなかったけど、ちゃんと食べてたの?」
「…心配したよ」


ピーチ姫とシークだ。何故ゼルダじゃないのか…。
シークが言うにはゼルダは照れているだけだそうだ。


子供組は元気に飛びついてきたりしながらも心配してくれた。


「リンク兄ちゃん!!オイラ心配したんだぞ!!ゼルダと一緒に ちゃんと食べてるのかって!!」
「まぁまぁ。トゥーン、落ち着いて。」


興奮気味になっているトゥーンを諌めるのはネス。


「ピット君が連れてきてくれたんだね。全く…。
近頃の君は乱闘に出るもののボーっとしてる事のが多くて手応えがなかっt」
「やっぱり、朝食はちゃんと とらないとね!!」


ポケトレが何か言ってる途中でポポとナナが割り込んできて
ポケトレが少しむくれる。
いつも大人ぶっている彼だが やはり根は子供。
自分が話しているのを邪魔されてムカついたのだろう。


「えーと、まぁ、とにかく、心配してくれてたんだな?」


ポケトレに話しかける。


「…別に。心配とかじゃなi」
「素直じゃないなぁ。本当は しょっちゅう心配してたクセに。」


またもや話してる途中でポポとナナが割り込んできて…、今度はケンカになる。


(…しゃーねぇな…。まぁ、こいつらは こうやって じゃれてるのが楽しいんだろ…。)


俺は溜め息を吐きながらもケンカを制止する事はせず とりあえず(ピットと一緒に)朝食をとる。
こういう時の制止役は俺がしなくても 他に適任者がいるからだ。


「おい、お前ら。ここは食堂だ。ケンカするなら外でしろ。」


冷静に言い放ったのはアイク。
すると さっきまでケンカしてた子供達が一気に大人しくなって食堂が少し静かになった。


「サンキュー。アイク。」


一応 軽く礼を言うと今 気づいたかのように


「…あぁ、リンク。来ていたのか。最近 食堂で顔を見ないから心配してたんだぞ。」


と言ってくる。
そして続け様に


「…というか、何故 子供達のケンカを止めなかったんだ?」


確かに俺は元の世界では村の子供達の面倒も見ていて子供の扱いも慣れている。
だから こういう時の適任者と思われがちだ。
だけど…


「俺が止めに入ったらケンカを止めるはずが逆にケンカに参加しちまうからダメなんだよ。」


と理由を言うがアイクは納得のいかない様子で


「…だが、俺は子供が苦手だ。現に子供に嫌われている。お前なら嫌われる事もないだろう。」

「…。アイクは子供に嫌われてないだろ。」

「怖がられるのだが。」

「でも肝心な時に頼りにされてんじゃん。」


そうやって他愛もない事を言っていると


「リンクさんってアイクさんと仲良いですよね…」


ピットが少し暗めの声で言ってくる。


(…ちょっと放たらかしにし過ぎたか…)


ヤキモチなのだろう。
そういう反応をされるのは嬉しい反面、どう返したら良いのか困ってしまう。


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                        もうダメだ…orz
                     今回は書きすぎた…((え。
             って訳で また一週間くらい小説での更新はしたくないなぁ…ww

                 でも、まぁ、書きたくなったらまた書くけどねwww


                 でわ!今回も俺が気に入った動画を置いとくよ!!
                                ↓