マルリン←ピト小説

第十三話【スケジュール(未完)】

[マルリン←ピト小説]第十三話【スケジュール(未完)】。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜。゜.+°*゜ …思っていたよりもアッサリとしたマルスの態度に拍子抜けしてしまうも もしかしたら…

第十二話【穏やかな剣呑】

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第十一話【食堂にて…】

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第十話【初々しさ】

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第九話【からかい】

とりあえずピットに言われた通りに風呂に入る為、ベッドから立ち上がろうとしたが「ちょっ!ダメです!」とピットに遮られたので仕方なく またベッドに腰を下ろして「何で。」と不満げに聞くと「だ、だってリンクさん、その…、服、着てないじゃないですか…。」と俯…

第八話【孤独に対する不安】

抵抗しようと思えば抵抗できた。ピットは俺を押さえつけているものの その力は弱い。緊張で体が震えていた所為だろう。そんな状態のピットなら簡単に突き飛ばせた。でも しなかった。なかなか答えを出せなかった罪悪感で抵抗しないのか、自分で自分に問うて…

第七話【予想外】

注意、今回はちょっとR指定な単語が出てきます。 †‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡††‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡††‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡††‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡††‡†‡†‡†「その、マルスさんと会うのを…特に夜に会うのを やめてくれませんか」ピットの口から出たこの一言は俺の予想の範囲内だっ…

第六話【思案】

――答えを出せずに一週間が経ってしまった。「俺ってサイテーだな。」と壁に向かって独り言を呟く俺は端から見ると中二病患者だろう。でも仕方ないと思う。なにせ こんなに苦しい想いを独りで抱え込んでいるのだから――(うわ、何 俺 悲劇のヒロインぶってるんだ…

第五話【自己嫌悪】

―――あれから…、―ピットに告白されてから―3日が経ったが、いまだに答えを出せずにいる。そんな俺を責めたりせずに優しく、あくまでも いつも通りに接してくれるピットに申し訳なさを抱きながらもマルスとの関係を断ち切れない、優柔不断な自分に吐き気がする。 と、…

第四話【揺らぐ心】

「ボク、リンクさんの事が好きなんですっ」いきなりのピットからの告白に俺は固まってしまい、シーンとした空気が流れる。(……どうしよ。)さっきまでの気まずい空気が無くなったのは ありがたいがこれもこれで色んな意味で気まずい。チラとピットの様子を見ると返事を…

第三話【後悔】

ピットからの無言の視線に耐えきれずに俺は「――あの、さ。俺、そんなに見られるの 好きじゃないんだけど。」と(もそもそと朝食を食べながら)言ってみた。するとピットは「あ、すいません。でも、その、ちょっと気になって。」と申し訳なさそうにする。 「? “気にな…

第二話【寂しい】

自分の心を偽りながらマルスに朝の挨拶をして あちこち痛む体を どうにか動かして風呂に入り着替えた。…そして俺が風呂から上がった頃には もうマルスは いなかった。自分の部屋に戻って風呂に入るのだろう。いつもの事だ。もう慣れた。…でも 「寂しい…な。」思わ…

第一話【不安】

―朝―自己嫌悪の朝が やって来た。腰からくる疼痛に顔をしかめながら 俺―リンク―は ゆっくりと体を起こし ひそかに ため息を吐いて横で寝てる奴―マルス―の顔を見る。(無防備な顔して寝てるなぁ。)幸せそうにも見える奴の顔を見てると文句の一つも言えなくなってしま…

プロローグ

……俺―リンク―とあいつ―マルス―は 現在、だいぶ微妙で曖昧な関係だ。 (そもそも 俺等が こんな変な関係に なった きっかけって何だったっけ。) 俺は自室のベッドに転がりながら あいつとの思い出を蘇らせる。 ――確か、あの日は いつもと変わらない 穏やかな日…