今回は本編お休み!代わりに息抜き。マルダリでラブコメ小説!

タイトル異様に長くてサーセン

注意・マルスがキャラ崩壊。ダーリンは俺の中では自分を守った。



ぢゃあ始まるよ!



―今日も実にKYな声が響く。「ダーリン!こんな所に居たの?」―マルスだ。オレが独りで居たい時に限ってKY過ぎる自称王子が声を掛けてくる。オレは「うるせぇ。ダーリンて呼ぶな。」と不機嫌なのを隠そうとしないままギロリと奴を睨んだがKYには通用しないらしい。「え、何。“ハニー”って呼ばれたいの?もぅ、それならそうと言ってくれれば―」「黙れ。生きたまま埋めるぞ。」奴の言葉を遮って睨んだまま冷酷な一言を放つが「もう、素直じゃないなぁ♪本当は“ハニー”って呼ばれたいクセに♪♪」と解釈されてしまう。こいつと居ると疲れる。普通の奴ならオレが少し睨みを利かせただけで震え上がって まともに口を利けなくなる者も少なくないのに この目の前のKY自称王子野郎(略してks)は平気どころか頭のネジが一体どれ程 外れたら そんな事を考えられる様に なるのか不思議な位の宇宙人レベルの解釈の仕方を してくる。オレの頭が痛くなってくる程に…。こめかみを押さえる仕種を すると「え、どうしたの?頭痛?気分悪いの?あ、もしかして“つわり”!?僕、女の子が欲しいんだよn「話が飛びすぎだクソ王子!!第一、オレは男だ!!!子供なんか産めるか!!!!」また宇宙人レベルの解釈をしてきたksの言葉を遮って思いっきり叫んだ。奴は目を丸くして「え…、子供って産むモノなの?」とか抜かしやがったので(ゼィハァと肩で息をしながら)嘲笑を含み、言ってやる。「…あ゛?まさか、コウノトリが運んでくるとでも思ってたのか?」「うん。つわりが来た後にコウノトリが運んでくるって思ってた…。」「いや待てヲイ。それ、つわり要らなくね?」「いや、つわりが無いと子供を育てる決心がつかないんだって。」「あぁ、そ。とりあえず つわりが来た後にコウノトリ説は間違ってるから。忘れろよ?」と、バカバカしい会話に終止符を打つとすかさずksが「ところで この小説って何を伝えたいんだろうね?」と難しい質問を投げかけてくる。「何って…、………ラブコメ?」「そう。そうなんだよ。ラブコメなんだよ。なのにコメディの部分が多いってどおいう事―」「あ、文字数 終わるぞ。って事で続かねぇからな」「え゛え゛!?ちょっ待っ―」「人気があったら続くかもらしいけど。」「じゃあ その時こそラブを…!((ノシ

第七話【予想外】

注意、今回はちょっとR指定な単語が出てきます。


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「その、マルスさんと会うのを…特に夜に会うのを やめてくれませんか」ピットの口から出たこの一言は俺の予想の範囲内だった。が、ここから―ピットが更に重ねた言葉―が問題だ。「だって不公平じゃないですか。僕はリンクさんに告白した日から変に避けられて話す事さえ あまり出来なかったのに、なのにマルスさんは自分の思った様にリンクさんとセックスしてる。」流石に そんな事を言われるとは思ってなかった。ピットが そんな過激な言葉を使うなんて…。俺は一瞬 固まってしまったが すぐに「な、何で俺とマルスが そんな…事を してるって思うんだよ」と戸惑いを隠しきれないままに聞いた。「“何で”って。夜に する事と言えば一つだって子供でも分かりますよ。」顔を赤くして居心地悪そうに そう返答されると言葉に詰まり そして気付いた(そうだ。こんな事をピットに言わせているのは俺…なんだ。)俺さえ ちゃんとハッキリと決めれていたらピットが こんな事を俺に言いに来なくて済んだはずだ。そう思うと今までも少なからず持っていた罪悪感が波の様に押し寄せてきた。でも どうする事も出来ずに今度は俺が俯いたまま黙ってしまう。するとピットが沈黙を破る。「…だから、その、僕とマルスさんが公平に なるにはマルスさんがリンクさんの部屋に来なければ良いんですけど でも、それは無理なんですよね?」どうやら本題に戻ったらしいがピットが何を言いたいのか何故そこまで知っているのか(もしくは知った風に言うのか)計り兼ねて黙ったままでいると俺の沈黙を肯定と取ったらしい「だったら僕は僕なりに考えてマルスさんと同じ位置に立ちます。」そう言い、何故かソファから立って俺の方まで寄ってきた。それを不審に思って ふと顔を上げてピットの表情を窺おうとする…前に押し倒された。俺の座っていた所はベッドだったので どこかを打ち付けたりはしなかったが この状況について行けず目を白黒させているとピットが「ごめんなさい。まだリンクさんの ちゃんとした気持ちを聞いてもないのに こんな事するのはダメだって分かってるんですけど、でも、これが僕なりに考えた結果なんです。」そう言って俺の返事を聞くのを恐れてかキスをして口を塞いでくる――。



前々から思ってたんですが この俺の一言スペース要らなくね?でわ また次回ノシ

第六話【思案】


――答えを出せずに一週間が経ってしまった。「俺ってサイテーだな。」と壁に向かって独り言を呟く俺は端から見ると中二病患者だろう。でも仕方ないと思う。なにせ こんなに苦しい想いを独りで抱え込んでいるのだから――(うわ、何 俺 悲劇のヒロインぶってるんだよ)そして「ん?」となる。(ちょお待て。俺、今 何 考えた?“ヒ ロ イ ン”?)「馬鹿か俺は!!!」自分で自分の考えついた事に悪態をつく。本当に考えるべきは こんな事ではないと解ってる筈なのに。どうしても自分への罵倒が頭に浮かんで離れてくれないので 何も まともに考えれない。考えれる訳がない。…本当は考えたくないだけかもしれない。マルスとピット。どちらと縁を切るかなんて。…と、そこまで思い至った所でノックの音が部屋に響いた。(マルスか…?)と思い、奴なら こっちが返事を しなくても俺が扉に鍵を掛けてない事を知ってるから すぐに開けてくるだろうと黙ったままでいると控えめな声が聞こえた。「…あの、リンクさん?…もう寝ちゃいました?」この声はピットだ。珍しい事も あるものだと 思ったが怪訝に思った訳ではないので扉を開けてピットの顔を見てみると何やら思い詰めた様な表情だった。(考えてみたら当然だよな。答えを出さずに一週間も経ったんだ。ピットだって そろそろ ちゃんと決めて貰いたいと思うだろう。)とピットの突然の訪問理由を大体予想してから「今日は何で来たんだ?」と 責めるような口調に ならない様に あくまでも優しく聞いてみると「話が…あるんです。」…やっぱり俺の予想は正しかったのだろうと思いながら「立ち話も難だし、とりあえず部屋に入れよ。」とピットを自室に招き入れて自分はベッドに座り、ピットには適当なソファに座って貰って話を聞く事にした。…が、なかなか喋り出そうとしない。言い難そうに俯いて少し そわそわしているだけだ。最初の五分は あまり急かしたら可哀相だろうと こっちも黙っていたがその五分が どんどん積み重なり時計の針を見てみるとピットを部屋に入れてから30分が経とうとしていた。流石に俺も限界に近い。「……なぁ?ピット。話があるんじゃなかったのか?」ついに長すぎる沈黙を破って ピットに聞いてみると[ビクッ]と肩(いや、羽か?)を震わせ逡巡する様子を見せながらも口を開いた――。





久々に文字数がヤバス。次回を お楽しみに(^ω^)ノシ

第五話【自己嫌悪】

―――あれから…、―ピットに告白されてから―3日が経ったが、いまだに答えを出せずにいる。そんな俺を責めたりせずに優しく、あくまでも いつも通りに接してくれるピットに申し訳なさを抱きながらもマルスとの関係を断ち切れない、優柔不断な自分に吐き気がする。  と、自己嫌悪に陥っているとマルスが声をかけてきた。「あ、リンク。…って どうしたの?何か浮かない顔してるけど。」 「え、あ、いや、何もないから。」そう言うと「そう?」…聞いてきたワリに あっさりと しているマルスの態度に悲しくなってくる。(ピットなら俺に こんな思いは させないんだろうなぁ…)……無意識のうちに二人を比べる自分に嫌気がして また 自己嫌悪に陥りそうになった時にマルスが「あ、そうだ。」と何か思いついた様に声を上げ、次にトーンを落として囁いてくる。「最近 忙しくて なかなかだったから今夜、リンクの部屋 行って良い?」…思わず すぐに頷きそうになる自分を叱咤して とりあえず頷かなかったけど「……? どうしたの?いつもなら すぐに頷くのに…、もう飽きた?」そう言われると どうしても「違うっ。」即答してしまった。「じゃあ何?」……まさかピットに告白されて気持ちが曖昧になってるから そういう事を するのはピットにもマルスにも悪いから、と本当の事を言える筈もなく、「…何でも、ない。」 「それじゃ、今夜、リンクの部屋に行っても良いよね?」…ここで ちゃんと断らないと後が面倒だと解っているのに…、「良い、よ。」頷いてしまう。「じゃ、また今夜。」そう言ってマルスは俺から離れて どこかに行ってしまった。それが堪らなく寂しくて「…やっぱり、俺等って体だけの関係、なのかな。」誰に言うでもなく呟いた――。




…今回は ネタがないクセに ムリヤリ 書いたので文字数が余りまくりました ヤバいです。ユリナちゃん、こんなんで良かったかい?((良い訳ないだろ


でわ また次回を お楽しみに(^∀^)ノ

第四話【揺らぐ心】


「ボク、リンクさんの事が好きなんですっ」いきなりのピットからの告白に俺は固まってしまい、シーンとした空気が流れる。(……どうしよ。)さっきまでの気まずい空気が無くなったのは ありがたいがこれもこれで色んな意味で気まずい。チラとピットの様子を見ると返事を待つように見つめていた。「……ゴメン。俺は―」と、言いかけた時にピットが俺の言葉を遮って「マルスさんには婚約者がいるって言いましたよね?という事は、リンクさんとは本気で付合ってないって事ですよ?それでも良いって言うんですか?」そんな事を言ってくる。何か、今のピットは痛いとこを結構 突いてくる様に思う。(…ていうか、ピットからのいきなりの告白で忘れてたけど…そうだ。マルスには婚約者が…、でもピットが勝手に言ってるだけでマルス本人から聞いた訳でも ないんだから…、)と、自分に言い聞かせてみるが不安は拭えない。〔マルスに婚約者が いるなら俺に好きだの愛してるだのという事を言わない説明が付く。〕マイナスな思考が止まらない。そんな俺の様子に気付いてかピットが「ボクだったらリンクさんに本物の愛をあげれます。」と言ってくる。普通は、ここでマルスとの縁を切ってピットと付き合うって選択肢が頭の中を掠めるはずだが俺にはマルスと縁を切る決断力なんて毛頭無い。だが、ピットからの告白に心が揺らいでるのは確かだ。(どうしよう…。)俺の優柔不断な態度にピットは「……まぁ、今すぐに決めなくても良いですけど、ちゃんと考えていて下さいね?」そう言って ついばむ様に柔らかく唇を塞いできて… すぐに離れる。……こんな優しいキスは初めてだった。顔を赤くして何も言えずにいると「…あ、スイマセン。そろそろ乱闘の時間なんで、行って来ます。」と一言 残して去ってしまった。………(……俺、どおすんだよ。)遅い朝食を再開しながら自己嫌悪に陥る。(何でトキメいてるんだよ俺!!)気持ちを紛らわす様に勢いよく食物を胃に収め、そして言うまでもなく喉に詰まらせて咳き込んだ。水で どうにか流し込み(…、本当に どうかしてる。こんな くすぐったい様な気持ちなんて今更…、俺には似合わないだろ。)そんな事を思いながら うなだれる――。






今回は文字数少し余りました。ちなみに俺の中ではピットって攻めですy((殴

ハイ、サーセンorz

とりま次回をお楽しみに\(^ー^)/

第三話【後悔】

ピットからの無言の視線に耐えきれずに俺は「――あの、さ。俺、そんなに見られるの 好きじゃないんだけど。」と(もそもそと朝食を食べながら)言ってみた。するとピットは「あ、すいません。でも、その、ちょっと気になって。」と申し訳なさそうにする。 「? “気になる”って何が?」食事の手を止め、疑問を投げかけてみると意を決した様に「……その、首筋のアザ、ですよ。」と言われた。俺は条件反射の様に首筋を手で隠す様に押さえてしまい、それを見たピットは憶測が確信に変わった様な顔をして「…相手はマルスさんですか?」いきなり核心を突いてくるものだから俺は動揺を隠しきれずに肩を震わせる。(何でバレたんだ?)思った事が顔に出ていたのだろう。ピットは俺に理由を教えてくれた。「3日程前にマルスさんがリンクさんの部屋に行くのを見たんです。その時は たまたまだろうと思ってましたけど…一昨日も、昨日もリンクさんの部屋に行くところを見ました。…そして今のリンクさんの“首筋のアザ”…これで分からない方がオカシいですよ。」 「…そ、んな毎日 マルスの行動を見てた お前だって、オカシいだろ。」…話を逸らそうと必死に なるが声が震える。当然のように「話を逸らさないで下さい。」と一蹴された。そして問いかけてくる。「マルスさんと、どういう関係なんですか?」 「…っお前には関係ないだろ。」目を逸らしながら そう言うと質問を変えてくる。「マルスさんには元の世界に婚約者が居るんですよ?その事を知った上なんですか?」…もう俺とマルスが付き合ってるって決めつけられてるだとか そんな事よりも先に〔信じられない〕という思いと〔やっぱり〕と諦めにも似た感情が ごちゃ混ぜに なって湧いてきて気が付けば俺は泣きながら怒鳴っていた。「お前には関係ないだろ!!」すると すかさず「関係あります!」と言われ余計にムキになって まくし立てる。「いい加減な事 言うな!! これは俺とマルスの問題で お前は一切関係ない!!興味本意なら俺のプライベートな事まで首を突っ込んでくるな!!!」…言い終わってから少し後悔した。ピットが今にも泣きそうな顔をしていたからだ。だが出てしまった言葉は戻せない。謝ることも出来ずに黙ったままで居るとピットの方からポツリと「興味本意なんかじゃ、ありません。」と言って更に言葉を重ねようとする――。




文字数なんか氏んじまえ!

でわ また次回ノシ

第二話【寂しい】

自分の心を偽りながらマルスに朝の挨拶をして あちこち痛む体を どうにか動かして風呂に入り着替えた。…そして俺が風呂から上がった頃には もうマルスは いなかった。自分の部屋に戻って風呂に入るのだろう。いつもの事だ。もう慣れた。…でも 「寂しい…な。」思わず口をついて出た自分の本音。そして そのまま少しボーっと しておきたかったが俺にはしなければならない事が まだ ある。 〔ちろり〕と目だけを動かしてシーツを見やると案の定 汚れていた。(洗濯しねぇと。)もう毎日の事なので慣れたが 流石に生々しすぎて少し目眩がする。……結局、汚れたシーツを洗濯して新しいのに替える作業が終わると朝食の時間を少し過ぎてしまっていた。(誰もいない食堂に行って一人で朝食をとるのか…)考えるだけで少し憂鬱だ。俺は基本的に一人が苦手だからだ。特に広いところで一人…というシチュエーションは寂しすぎる。(まぁ、でも朝食だけはキチンと とっておかないとな。)そして食堂に向かった。……食堂の中は 〔しん…〕としている。(やっぱり誰もいないか。)そう思った矢先に「あっ!リンクさん!」声を かけられ誰だろうと思って声のした方を見るとピットが いた。「あ…れ。ピット。お前も今から朝食?」いつも早起きのピットにしては珍しいな…と思いながら聞いてみると「いえ。朝食は もう済ましてますけど最近リンクさんを食堂で見かける回数が減ったので…どうしたのかな、と。」…要は俺が ここに来るまで ずっと待っていた、と。ピットは皆まで言わないが そういう事だろうと思う。何か…悪い事をした様な気分だ。別に こいつが勝手に待っていただけなので俺が罪悪感を覚える必要はないのだが 何か お詫びでもしたくなる。「リンクさん?朝食…とらないんですか?」…と、俺がボーっとしてたらピットが そう言ってきた。「あぁ、いや、食べるけどピットは これから どうするんだ?」「ボクはリンクさんと お話したいです。」…どうやら俺と一緒に居てくれるらしい。正直な所、嬉しかったがピットに そう言うのも恥ずかしいので とりあえず二人で食堂に入って俺一人だけ朝食を とり始めた。ピットは俺と話したいと言ってた割に俺の食事を妨げない様にか あまり喋らなかった。その代わりに俺を じっと見てくる――。




ヤバす。文字数ギリギリ(汗)中途半端に終わったけど次回も見てね!!ノシ